顔のゆがみ
写真に写る自分の顔、なんとなく左右非対称に感じたことはありませんか?
「最近、写真を見たときに頬の高さが違う気がする」「口角が片方だけ下がっている気がする」――そんな“なんとなくの違和感”は、顔のゆがみのサインかもしれません。
① よく見られる「顔のゆがみ」の特徴
イラストとともに、以下のようなサインに心当たりがないかチェックしてみましょう。
目の高さに差がある
頬骨の張り方が左右で違う
口角が片方だけ下がっている
鼻筋がまっすぐでない
顎の位置が中心からズレている
ほうれい線の深さが左右で異なる
こうした顔のバランスの崩れは、見た目の印象にも影響します。不機嫌そうに見えたり、老けて見えたりすることも。また、噛み合わせが悪いと食事や発音がしづらくなるだけでなく、肩こりや頭痛、顎関節症などの不調を引き起こすこともあります。
鏡では気づきにくい「他人から見た自分」
自分では気づかなくても、写真や他人の指摘で「顔のゆがみ」に気づく方も少なくありません。これは、鏡に映る自分と、写真に写る自分のギャップに起因します。客観的な視点で見ることが、ゆがみに気づく第一歩です。
②顔がゆがむ主な原因とは?
顔のゆがみには、いくつかの要因があります。大きく分けると、次の3つに分類できます。
- 骨格由来のゆがみ
成長過程での左右差
遺伝的・先天的な骨格の非対称 - 日常生活の癖によるゆがみ
日々の無意識な動作が、顔の筋肉や骨格に影響を与えることがあります。例えば:
頬杖をつく
片側だけで噛む習慣
同じ側で鞄を持つ
片足に体重をかけて立つ
横向き・うつ伏せで寝る
こうした習慣が続くと、筋肉が片方だけ発達し、バランスが崩れてしまいます。 - 歯並び・噛み合わせの影響
歯並びの悪さや噛み合わせのズレは、顔のゆがみに直結します。
片方の歯でしか噛まない
噛み合わせが合っていない
奥歯がしっかり噛み合わない
結果として、顎の位置がずれたり、表情筋のバランスが崩れたりして、顔全体の印象に影響を及ぼします。
③ なぜ歯列矯正で顔のゆがみが改善するのか?
実は、歯並びや噛み合わせの調整によって、顔のゆがみは改善できることがあります。
実は、顔のバランスと口元の位置は深く関係しています。
下顎がずれていたり、噛み合わせが悪かったりすると、顔全体のバランスが崩れやすくなります。歯列矯正ではこのズレを少しずつ整えていくため、自然と顔全体の対称性も向上します。
●マウスピース矯正による改善のしくみ
顎の位置が正しい方向へ導かれる
筋肉の使い方が左右均等になる
表情筋のアンバランスが解消される
特にマウスピース矯正は、装着時に歯や顎の動きが視覚的に確認できるため、途中経過でも顔つきの変化に気づく方が多いです。
症例では「笑顔が自然になった」「顎のラインがすっきりした」など、見た目の変化に驚く声もお聞きします。
④ 顔つきが変化しやすい歯並びとは?
次のような歯並びは、顔の印象に大きく影響することがあります。
●叢生(そうせい)=ガタガタの歯並び
筋肉の負担が偏り、顔の左右差が出やすい状態。左右非対称のまま成長してしまうことも。
●下顎前突(受け口)
下顎が前に出ることで、顔全体のバランスが乱れやすい状態に。矯正で印象が大きく変わる例が多く見られます。
●開咬(かいこう)=前歯が噛み合わない
口周りの筋肉が常に緊張し、表情がこわばることも。矯正後は表情が柔らかくなる傾向があります。
●過蓋咬合(かがいこうごう)=噛み合わせが深すぎる
顎が引っ込みやすく、面長で老けて見えることも。矯正でフェイスラインが若々しくなるケースもあります。
●正中のズレ(前歯の中心と顔の中心が合っていない)
顔の中心がずれた印象に。正中を整えることで、顔全体のバランスが整い、印象が改善します。
顔のゆがみは、単なる“見た目”の問題だけではありません。
噛み合わせや生活習慣の影響が複雑に絡み合い、健康や印象にも影響を及ぼします。
多くの場合、原因を正しく把握し、適切な矯正を行うことで改善が可能です。
「写真に写る自分の顔が気になる…」
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